2021年ラスト沢は九州遠征して祝子沢へ!
3年前に一度、遡行したことある沢だが、白い花崗岩とエメラルドグリーンの水が本当にきれいで心に残る1本になった。
今回は手術明けで久々の沢登りの宮野さんに、是非ともこの景色を見てもらいたいと2回目の訪問
ルート概要
<日にち>
2021年10月3日
<メンバー>
3人 みやかわ、カネコ、宮野さん
<コース>
8:55 駐車地
9:50 入渓地点
14:20 出渓
16:00 駐車地
<難易度・滑り度・楽しさ> ※個人の感想です
難易度:3級下(体感)
滑り度:ラバーバチ効き
沢の楽しさ:★★★★★
アプローチ:1時間
遡行:4時間半
下山:1時間半(途中の崩壊地が少しわかりにくい)
山行記録
大崩山登山口からスタート。今回は高千穂に前乗りしたが、高千穂からも2時間。
どこから行くのも遠いなあ…
まずは登山道を汗だくになりながら1時間歩いて入渓。
支流を下降して本流へ。

入渓!!やっぱきれい!!
まずは水がめっちゃきれい!!
大峰とも違うエメラルドグリーン的な色。テンション上がりながら進んでいく。

癒やされる〜

岩の造形が面白い
最初は難しいところもなく、きれいな渓相にただただ癒やされる。

楽しい〜

1年ぶりの沢の宮野さんもご満悦
ここらへんで薄々気づく

なんか水量多い気がする…

勢いすごい
とりあえず何も見なかったことにして進む。

癒やしから

少しゴルジュっぽく…
段々両壁が立ってきて、ゴルジュっぽくなる。

ここを超えると…
最初の核心部二条滝。
今回写真撮り忘れたので、前回のを〜

2018年遡行の写真
水量少なくても行ける気しないが、今回更に水量も多く全然無理!!
前回同様左の壁から巻くことに。

ショルダーでいきます
上はボルトが連打されているので、アブミを使って登る。ボルト連打地点から草付きにトラバースする一歩が怖い〜
上がったら後は下るだけ。核心超えたなってなってたら、懸垂で使うべき木を間違う事件。笑

めちゃめちゃ振られて怖かった…
ちゃんと真下に降りれる木を使おう!!(30mロープギリ足りるので!)
懸垂で降り立ったらCS三兄弟!

なんか悪そう
CS三兄弟はフリクション信じて真ん中から!ラバーだったら意外と問題なく行ける。
ここを超えると…
やってきました。30cmゴルジュ!!

ガクブルで突っ込んでいく
ちなみに前回遡行時の様子がこちら

2018年4月
水量と日の当たり方の差よ…!
そう、今回秋だったからか、めっちゃ晴れてたのにゴルジュ内一切日が当たらず。

めちゃめちゃ寒かった…
やっぱ行くなら春だな〜
おまけに水量も上っていてかなり苦戦。
泳いでも進まないので早々に両手両足つっぱりに切り替える。

突っ張りで少しずつ進む

いけた〜。水量すごい。
ここの突っ張りは、上に上に行き過ぎてしまいがち。(前回カネコがやった)
早々に背中&足突っ張りに切り替えて、あまり上がりすぎないようにした方がいい!
って前日に宮野さんに伝えてたが…

背中突っ張りに切り替えられん!!
案の定、上がり過ぎになった。笑
怖かったらしいが、途中で下降して問題なく突破!
30cmゴルジュ過ぎたらほぼほぼ終わり…
って思ってたのだが…

なにここ!こんなはずでは!

水量やばい!!!
落口でふっ飛ばされそうになったのでカネコにバトンタッチ。

こえぇえ!!
なんとか突破。
私はお助け紐なかったらふっ飛ばされてた…
そして最後はCS!

前回

今回
ここはカネコがフリーで普通に上がっていく。(こういうところ得意らしい)
なんでこんな足ないところ普通に行けるんだろう…
我々はロープだして貰い突破。
ここを超えるとゴルジュは終了!
急に穏やかになり、登山道との分岐で遡行終了。
下山
前回来たときは登山道が健在だったが、この後崩壊してしまったそう。
道は途中まではわかりやすかったが、途中で完全になくなり右往左往する。
とりあえず、上に上がっていったらテープを発見し、なんとなく降りることができた!
そんなわけで、3年半ぶりの祝子川!
内容良し、渓相よしの素晴らしい沢だったが、増水と懸垂ミスなどで割と苦戦しました!
次は明るい春に行きたいな〜
この山行のお絵描きはこちら↓

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