大雪十勝岳連峰の中でまだ行ったことなく、ずっと行ってみたかった原始ヶ原。
今回は原始ヶ原から富良野岳を登ってみることに!
例年原始ヶ原へ続く林道は4月中旬に入れるようになるので、原始ヶ原経由のルートは4月中旬〜5月上旬までの期間限定ルート。
果たしてまだ雪はあるのか…
記録があまりないため、雪があるかは行ってみないとわからない!?
ルート概要
<日にち>
2023年4月29日
<メンバー>
2人 みやかわ、カネコ
<距離・獲得標高>
距離:15.2km
獲得標高:1,338m
時間:6時間6分
<コース>
7:49 駐車地
8:13 原始ヶ原登山口
11:56 富良野岳
13:55 駐車地
山行記録
麓郷を超えて、原始ヶ原の登山口を目指す。
去年4月中旬に前富良野岳に行ったときは、登山口手前2kmまで車で入れた。
今年はどうかな…
今回は前回より800m先まで入れた。
しかし林道は雪があったりなかったり…
最初は板担いでスタートや
途中で雪繋がりますように
ってことでスタート
なんやかんやスキーは1ヶ月以上ぶり。
久々のスキー靴。しかも歩き。
足が痛い…
バックル調整しながら10分ほど歩くと、雪が繋がってきた!
ここからシールに
たまに端っこしか雪がないところもあるが、なんとかシールのまま原始ヶ原登山口到着。
ここからは雪潤沢にあるだろう!と意気揚々と歩いていく。
しかし…
そして
とうとう雪が途切れてしまった…
ここから10回以上、板はいたり脱いだりを繰り返して進む…涙
林道は倒木も多くなかなかに進みにくい
いっそシートラの方が良かったのか…
三ノ沢まで行くと、しっかり雪も繋がり歩きやすくなってきた
三ノ沢に沿って(でも渡らず)登っていくと…
原始ヶ原到着!そして富良野岳お目見え!
ずっと来てみたかった原始ヶ原。
富良野岳がめちゃくちゃかっこ良く見える。
なんか独立峰みたい
後ろもトウヤウスベ山がきれい
しかしこの原始ヶ原区間長い…
なかなか富良野岳の取り付きに近づかない
スキーは帰りも滑れるからいいが、歩きだと長くて結構きついかも。
やっと取り付き
原始ヶ原もきれい
少し登ると斜度が出てきたので、クトー装着。
割と急だが、やわらかい雪質で意外と登れる
しかしクトーとまだ仲良くなれていない私。クトー信じられず、びびりながら登る。笑
ラスト100mで私がそろそろ怖いと言い始め、シートラにチェンジ
シートラは安心感はあるが、シンドイ…
おまけにザックに板が上手く固定出来ず、アンバランスに。
少し周り込んでのぼったので、最後山頂まで少し歩く
真っ白な中歩いていく
そんなこんなで、出発して4時間ちょい
思ったより時間かかった〜
しかし、あまり見たことない景色がいっぱい見られて楽しかった〜!
風も思ったよりなく、天気も予報より穏やかで快適でした。
お楽しみの滑走!
素晴らしい斜面が広がってる!
いざドロップ
あれ?
まさかのストップスノー笑
スケールは素晴らしい。
しかし全部ストップスノー笑
昨日雨降って、今日気温上がったからだろうか。
尾根沿いが一部ザラメっぽくなってそうなので、途中で尾根へ。
ストップスノーに苦戦しながらも、原始ヶ原まで降りてきた。
雪は微妙だったが斜面はスケールも大きく素晴らしかった!
あとは長い原始ヶ原を戻る。
スキーだから滑って進めるが、ハイクだったらキツイな〜
腕が筋肉痛になりそう。
真ん中の沢を滑ってきました。
めちゃくちゃ急に見えるけど意外とそうでもなかった!
漕ぐの暑すぎるのでウィンドシェルに切り替え!
ここからはと言うと…
三ノ沢までは快適に滑れたが、そこからは予想通りの板担ぎ地獄…
いっそシートラにすべきだったかも…
いやはやしんど!!
そんなこんなで往復6時間で到着!(結構かかったな〜)
昨年4月中旬に前富良野行ったときは全然問題なかったので、もうあと1週間2週間早かったら、下部も快適に進めたかも!
しかし、山頂直下は素晴らしい斜面。原始ヶ原から見る富良野岳もカッコ良かったので、なかなかおすすめしたいいいコースでした!
4月中旬に是非!!
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