ルート概要
10連勤をこなし、ずっと楽しみにしていた山行!
しかも2週間前にした捻挫が治らず安静にしてたため、ランニングもしておらず、本当に身体動かすのが10日ぶりに。
今回は猿倉からスタートし、鑓温泉経由で他白馬三山を抜け、栂池に降りる計画に。
トレランの師匠、ストイックパイセンも付き合ってくれるとのことでかなり気合の入る私。
…こういう日はろくなことがない。
<日にち>
2022年9月17日
<メンバー>
2人 みやかわ、パイセン
<距離・獲得標高>
距離:18.6km
獲得標高:2,267m
時間:8時間8分
<コース>
6:30 猿倉
8:17 白馬鑓温泉
9:51 白馬鑓ヶ岳
10:25 杓子岳
11:21 白馬山荘
11:47 下山開始
14:35 猿倉
山行記録
シルバーウィークの猿倉は駐車場無理でしょう!ということで、八方バスターミナルに車を停め、始発のバスで猿倉に向かう。
バスは程々に混んでいたが、臨時便が出てくれたので、普通に座れた。
やはり猿倉は4時半の時点で埋まってたらしい。恐るべしシルバーウィーク。
そんな感じで猿倉到着。
準備して出発。
はじめ人が多かったが、白馬鑓温泉方面へ向かうと全然人がいなくなる。
そして登山道はすごくきれいで快適そのもの
白馬鑓温泉まで2時間以内を目標にペースを上げる。
はじめ1時間ちょっと樹林帯を進む。
トラバースが多く、がっつりとした登りもなく、飽きたなあと思ってた頃…
突如現れたなんかアルプスらしい風景。
これにはテンション上がる。
トラバースしつつ、登りつつして
1時間50分で白馬鑓温泉到着。
6年ぶりの鑓温泉。
知らん間に足湯もできてた。
テント場も相変わらず素敵
飲み物補給してちょい休憩。
白馬鑓ヶ岳に向かって再スタート。
ここで既に体調に違和感が。
しかしいつもの高山病だろうということで、スルーして進む。
白馬鑓温泉から白馬鑓ヶ岳は等高線を見ると結構急だが、つづらになっているので傾斜が一定で歩きやすい。
高山病にならないように一定のペースで上がっていく。
景色はいいのだが、見えてからが意外と遠い。
まだかなまだかな言いながら登ること1時間ちょい。
白馬鑓ヶ岳分岐へ到着。
ここから白馬鑓ヶ岳まであとCT40分ほどの登り。
まあまあ疲れはあったがここも順調に登る。
20分弱で白馬鑓ヶ岳到着。
休憩も程々にし、次の杓子を目指す。
ザレててなかなか飛ばせない下りが続く
次の山杓子を目指す。
ここまでは割と順調にきてたが、杓子の登りで急にペースダウン。
なんか。急に身体が重い…
ノロノロで到着。
山頂で飲み物と食べ物を補給
白馬が意外と遠くに見えて弱気になる。
とりあえず下り始める。
ザレてて下りにくい!
ってことでここでパイセンによる、下り講習会開催(ありがたや〜)
やはり私は重心が後で、スピード出すのが怖いから足を横にはりまくってるらしい。
確かにやってる。
だってこわいもん。
どんなスポーツも重心大事だよね〜
お腹を使って、重心さげないように、かつ足を前に出すのを意識しながら下っていく。
スピードはついて順調かと思われたが…
攣った…
白馬山荘20m手前で急に攣って動けなくなる。笑
目の前に山荘あるのに…
腰から下全部攣ってしまい、膝もまともに曲げられない程。
パイセンにマッサージしてもらいながら、20分ほど悶絶。
なんとか白馬山荘にたどり着く。
スカイテラスは相変わらず立派。
今度ここで一日中お絵描きしたい。
今日はそれどころではないので、コーラと持参したおにぎり、塩熱サプリ摂取。
なんか治ったかと思い、スカイテラスを出てトイレへ。
すると、
スリッパ履いただけで攣った〜
便座座っても、靴はいても攣るというもうどうにもならない状態。
パイセンだけ山頂に行ってもらい、私は山荘でストレッチしながら留守番。
ここで山行を下方修正し、栂池を目指さず、猿倉に降りることに。
往復コースタイム35分なのに10分ちょいで戻ってきたパイセン。
どうなってんや…
もっと休ませて…
というわけであまり休めず下山開始(笑)
最初は道が良く、小股でゆっくりなら攣らずに下れたが、足場が悪くなるとイレギュラーな動きをする度に攣る涙
まじパイセンに迷惑かけながら進む。
本当にすみません!!!
悶絶してると、近くにいたパーティーの方が声をかけてくれて、しかも少しでも良くなるようにと漢方をくれた…
ありがとうございます!!!
人の優しさが身に沁みた…
私も困ってる人いたら声かけるようにしよ!!
少し回復して雪渓を下る。
雪渓は50m程でステップもしっかりしてるので、軽アイゼン不要で降りれた。
雪渓を越えると秋道(?)になるが、割とザレたトラバースが続きいやらしい。
ここでもイレギュラーな足運びして何回も攣った笑
そんなこんなでなんとか白馬尻小屋(跡?)到着。
ラストは歩きやすい登山からの林道を軽く走り、ゴール30m手前で最後のもうひと攣りして終了(笑)
ぐだぐだでしたが無事猿倉まで帰還しました〜
今回の反省
*いつも使ってるフラスクを忘れてきた
*パイセンに良いところ見せよう&10日ぶりの登山で、前半調子に乗って飛ばしすぎた
*行動食でいつも入れてる柿ピーも忘れてきた
忘れ物多すぎた〜!!
忘れ物など普段と違う装備、心持ちで臨んだ結果、ペース上げて汗をいっぱいかいたにも関わらず、水分塩分摂取が足りなくなり、このようになってしまったのかと…
白馬はまだエスケープもしやすいルートがあったから良かったものの、南アルプスとか容易に降りれないところだったら…と思うと怖い!
本当に気をつけねば…と思った山行でした。
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