ルート概要
<日にち>
2023年8月29日-30日
<メンバー>
4人 みやかわ、カネコ、Oさん、Kさん
<コース>
8月29日
6:05 駐車地から入渓
12:56 魚止ノ滝
8月30日
6:37 魚止ノ滝
9:20 ハングの滝上
11:55 天沼
12:49 化雲岳
16:15 天人峡
<難易度・滑り度・楽しさ> ※個人の感想です
難易度:1級上
滑り度:乾いたところは良し(上部一部滑る)
沢の楽しさ:★★★☆☆景観の凄さ:★★★★★アプローチ:5分
下山:登山道だが、一部破線ルートでもいいのでは?と思う割と荒れた道。CT6.5h
山行記録
実は初めて行った沢がクワウンナイ川。学生の時で10年くらい前。そもそも沢登りって何?って感じで、ずっとバテバテだった。
体力もついて色んな沢も経験した今、改めて行ってみたら…感動の連続、そしてキツいのは変わらず笑 そんな山行でした。
今回は2泊3日で行くOさん、Kさんと一緒に行きつつ、私の飛行機の時間がないので私達は1泊2日で行くというプラン。
ちなみにクワウンナイ川は事前に林野庁への申請が必要。今回は現地にいたカネコにやってもらいました。詳しくはこちら。
[1日目] 天人峡〜魚止めの滝
天人峡温泉の少し手前のスペースに駐車しスタート。
スペースは広々。トイレはなし!
出発します!
林道入口には、クワウンナイ川入渓についての看板が
この3日前に行った白水川が増普通に水してたのと、プラス昨日も雨が降ったので増水が心配。
5分くらい林道歩いて入渓!
河原を歩くがあんまり増水している感じはなさそう。
河原歩きにしても沢が広い…
少し河原を歩くと早速ゴルジュが!
すかさず泳いで左岸をへつる我々。
流れが強くなったあたりで這い上がって、へつりながら進む。
意外と足が付くのでそんなに大変じゃない
対して、荷物が重すぎて泳げない組は右岸へつり。
脆そうな岩壁でこっちの方が悪そうだった。
なんとか無事通過!
ゴルジュを超えると、美しい柱状節理の壁が!
美しいな〜
その後は大きく渓相に変化はなく、ひたすら渡渉&河原歩き
渡渉は何回かスクラムしたり、お助け紐だしてもらったりしながら!
たまにお助け紐出したり出してもらったり
河原歩きだしもっと飽きるかなあと思ったが、景色がいいから意外と飽きずに歩けた。
そんなこんなで13時前に魚止めの滝到着。
結構早いが上に宿泊適地がないので、ここにテントを張る
滝の音が結構するので、気になる人は耳栓あってもいいかも。
2泊組が竿を持ってきたので少しだけやらせて貰った!
テンカラ2回くらいやったことあるだけの宮川だが…
まさかの一瞬で釣れた。笑
流石北海道。
遊んだあとは腹ごしらえ
そんなこんなで、明るい内から飲んで食べてのんびり過ごした。
カネコと2人だとスピード重視であんまりのんびりすることがないが、山でのんびり過ごすのも悪くないなあと!
幸せないい夜でした。
2日目① 魚止めの滝〜滝ノ瀬十三丁〜ハングの滝
勝負の2日目!だが、せっかくのナメも満喫したい!ということで、ハングの滝までは2泊組と行くことに。
まずは魚止めの滝を巻くと
もういい感じに
ここから瀞十三丁と呼ばれる美しい区間が始まる
きました!よく写真で見るやつ!
道路みたい
途中ちょい滝を挟んで
また現れる凄いナメ
そしてこれは写真で見るより本当に感動する!!
是非行って見て欲しいです!
日が当たるとまた良き
楽しいナメもこの滝で終了。
ここでナメは終わるが、この後少し進むとハングの滝が現れる!
滝の裏に回り込める!
なかなか面白い景色が見れてオススメ!
ここは普通に登れないので巻きになる。
事前に予習せず、なんか適度な所から上がるが…
なんか悪い!!
途中で踏み跡消失。
なんか昔行ったときトラロープあった気がしたが、勿論なし。
カネコが行けそうだということでロープ出してもらうが
普通に悪い!!
足が全然なく、フォローだが結構苦戦。
この巻きに30分以上かけてしまった〜
ここで2泊3日組とはお別れ。
カネコと2人じゃあ出来ない楽しみ方ができた山行。お二人に感謝!
ハングの滝〜化雲岳〜天人峡
ここからスピードを上げなければならない。
なぜなら私は19時半旭川空港の飛行機に乗らなければならないから。
もう1泊したいよ〜
まずはそこそこでかめの滝。
ここももう少し手前で巻けば良かったが、ボロボロの悪い所から巻いてしまった。
このあたりを超えると源頭っぽい空気に。
ちょっとガスってるのが残念だが、美しい源頭。
ツメはそこまで急ではなく、ただ長い!
荷物の重さに苦戦しながら進む
大分上がると2泊3日工程でよく使われる野営地に。
めちゃめちゃ良いところだ!
しかし私の飛行機があるので泣く泣く先へ。
幕営地を通過すると、岩岩地帯に。
まじロックガーデン。
荷物も重く結構くたびれながら登る。
思ったより岩と格闘して、やっと登山道へ。
沢装備も解いて、こっから飛ばせる!と思った矢先
膝裏が異常に痛い
こんな所痛くなったことない…
曲げると異常に痛い。特に下り。
恐らく、膝当てで長い時間圧迫されてたからだろうか。(最近トレランメインで足も太くなったし…)
そんなわけで全然走れない感じで進む。
なんとかかんとか化雲岳到着。
さてここからは地獄の下り。
登山初心者の時に行ったことのある道だが、ひたすら長くて悪くてしんどかった思い出。
しかし最初は花畑が広がる素敵な道。
しかしこの後ハイマツ藪漕ぎになり、ハイマツが終わったかと思うと長い長い笹薮帯が続く
笹薮で足元が見えない上、登山道は川みたいになってる。
これの足元見えないverが続く↓
膝痛も重なり全然ペースが上がらない。
(そして途中沼みたいなのにもハマる笑)
やはり昔と同じように超苦戦しながら降りていくと、第一公園へ!
このあたりから道はきれいになり歩きやすくなる。
そんなこんなで16時半 満身創痍で天人峡到着。
いやはやとても疲れた。
なんとかシャワーくらい浴びて帰れそうな時間に下山できて良かった。
久々の泊まり沢。
しんどかったが、何にも代え難いとても良き時間でした…。
しかし本当に下りはしんどかった笑
クワウンナイの沢自体は本当に素晴らしかったので、また今度下山の辛さを忘れた頃に再訪したい😊
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